2023.06.15

『こころのねっこ』

『こころのねっこ』

本日ご紹介するのはこの本です。

『こころのねっこ』
読売新聞生活部 監修
中央公論新社 発行

『読売新聞』の投稿欄、生活面の「こどもの詩」に掲載された作品を集めたものです。

こどもの詩やつぶやきって、なんでこんなに面白くてかわいいんでしょうね。
クスクス笑えるのから「なるほどなぁ」と考えさせられるのまでいろいろのせられています。

私はお店に置いている詩集に時々付箋を貼っています。
余計なお世話なのは重々承知しておりますが、どうしても「これを読んでほしい…」とか「これが好きなのよ…」という詩についつい付箋を貼ってしまうのです。
感じ方は人それぞれなので私が付箋を貼った詩がお客様の心に響くとは限らないことはわかりつつも、でも普段は詩を読まないという方にもパラっと読んでもらうキッカケになるかも!?とも思ったりしています。

で、今回もいつものように貼っていたのですが途中で手を止めました。

これはあかん!!付箋だらけやん!!

気持ちのままに貼っていったらもう付箋だらけになってしまって。
さすがにこれはないだろう…と、そのあと付箋をはがす作業に取りかかりました。
それぐらい楽しい詩がたくさんでした!

ここでちょこっとご紹介。

  「 おかあさんへ 」
  あのね おうちのごはんより
  きゅうしょくのほうが
  ちょっとだけおいしいんだ
  でも
  きにしなくていいからね
  ちょっとだから

これ笑っちゃいませんか?
あとひとつ。

  「ぼくの名まえ」
  学校で
  ぼくの名まえ
  かんじでならったよ
  小林
  林に ゛(てんてん)つけなくて
  いいんだって

これもいい!
確かにそこ不思議に思うかも!と笑えてきます。

他にもステキな詩がたくさんあります。
ぜひ手に取って読んでみてもらいたいです。
ほっこりしたい方には特におすすめかもしれません!

 
 

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「贈り物にこそ本を」をコンセプトにした
絵本中心のブックセレクトショップ
【 の君に本を 】

ハラハラドキドキ好きの君に
泣きたい夜がある君に
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など、当店は様々なシチュエーションの「君」にぴったりの本となるようカテゴリー分けして本をセレクトしているお店です。

自分や相手の気持ちにより添う本を選びそして贈ることは、気持ちそのものを贈ることと同じことだと思っています。

「 贈り物にこそ本を 」

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